みなさま、こんにちは^^
今日は、12月並みの寒さのようですね。
カラダの冷えを感じたら、今日は38度〜40度のお風呂で、
ゆっく〜りとカラダを温めてあげてくださいね。
その日の不調は、その日のうちに…。が何より大切です^^
さて、本日は精油のお話の続きを。
★精油の吸収 2
●皮膚からのルート
「皮膚への塗布」「トリートメントを受ける」「精油を入れて入浴をする」ことで、
精油は皮膚の表皮から真皮へと浸透させる事ができます。
(一部は、汗腺、毛穴、皮脂腺にも)
浸透した精油は皮膚の真皮層にある毛細血管やリンパ管に入り、
血液、リンパ液にのって全身へと運ばれ各組織や器官に働きかけるのです^^
通常は、皮膚の保護膜を通過できる物質は少なく、
例えば水や紫外線等はカットされますが、精油は分子が小さくこの膜をも通過し、
血管やリンパ管に入り様々な作用に関与すると考えられております。
一部の論文を読むと、ラベンダー精油を入れたトリートメントオイルを
皮膚に塗ったところ、5分以内にその成分が血液中から検出されたという結果も♪
では、ここで
肌やカラダ各組織への作用を見ていきましょう^^
★肌
皮膚細胞の成長助長、皮膚の回復作用、老化防止、美白、収れん、
抗炎症、皮膚分泌の調整、ニキビの改善etc…。
★カラダ
老廃物・うっ滞体液を除去する、自律神経の調整、
ホルモンバランス調整(生理痛、更年期、PMS)、傷の治りを早くする、
筋肉の緊張を緩める、炎症・アレルギーを緩和する、痛い・かゆみを緩和する、
免疫機能強化、ウイルスや菌などの感染を予防する、
リンパの流れを促進する、胃腸を整える etc…。
植物が持つ薬効成分は、質の良いものを
正しく使用すれば、素晴らしい効果をもたらしてくれますよ^^
ところで、2014年10月より、
フランスで初めて、国立大学薬学部でアロマの国家資格が与えられるようになりました。
この大学では、さまざまな臨床が進んでおります。
資格付与の条件は厳しく、医師、薬剤師、香料化学者の資格を併せ持つ方のみですが、
アロマの国家資格という制度が出来たことは、素晴らしいことだと思います。
今までは曖昧すぎた事も、こうして国を上げて取り組むことで、
新たなエビデンスが出てくることを願ってやみません。
それでは、本日も宜しくお願いします!
市勢